選考選手の紹介 スケート、スポーツ次世代人材発掘プロジェクト
12月21日から31日までスケート、スポーツ次世代人材発掘プロジェクトの合宿でインドネシアへ出発します。
長良川カップでの成績、レポート書類、関連イベントの参加、今までの実績などをポイント化し5名の選手を選考しました。
プロジェクトは練習をして自分の競技力を向上させるという性質の合宿のみではないため、ナショナルチームを選ぶように、競技大会の成績のみで選考したのではなく、レポートや実績など総合的な要素が判断材料となりました。
プロジェクトは「選手の育成」「リーダーの育成」「愛好者拡大」の三つの大きな目的が有ります。「卵が先か鶏が先か?」とよく議論されますが、今回のプロジェクトでは「鶏」となりえる選手を選考しました。
また、対象となるスケーターは、長良川カップのエキスパート、ジュニアエキスパート、シニアエキスパートから募り、結果的に幅広い世代の選手を選考することができたと思います。
なお、スケート・スポーツ次世代人材発掘プロジェクトは松戸市インラインスケート協会が主催し、国際交流基金アジアセンター アジア・市民交流助成からの助成金により実施いたします。
加藤優弥(14)カザックス レーシング
長良川カップではジュニアカテゴリーの世代ですが、階級を上げてエキスパートに出場し優勝。中学二年生ながら競技力では参加者トップという成績を収めました。
「子供が育成のカギ、インラインスケートの運動会を開催したい」という明確なビジョンを語っており、競技力と未来のビジョンなどを評価し選考しました。
ジュニア世代からの選考ですが提出レポートも洗練されており、未来のリーダーとしての資質が有ると期待が持てます。
尾崎惇史(33)チーム AQUA
インラインスピードスケーターとしての成績は上位ではありませんが、専門のインラインアルペンでは世界トップクラスの選手です。ヨーロッパ遠征などの海外経験も豊富で、スポーツ科学に精通し様々な視点からこの業界の発展を助けることができる人材である事を高く評価し選考しました。
既に日本国内ではイベント開催に向けた様々な活動を行っており、今後、多くの人々にローラースポーツが受け入れられる方法を見つけたいと語っています。今までこの業界になかった新しいアプローチでの活動に期待ができます。
戸取大樹(35)東京ドームスケートアリーナ
多くの国際大会に積極的に出場し、優秀な成績を収めている選手です。
アメリカ、ヨーロッパ、アジアの競技大会の現場、現状を肌で感じた事がある貴重な人材で、強い発信力と経験値を評価し選考しました。
アメリカで開催されているようなインドアレースや、ヨーロッパで開催されているようなマラソン大会を開催したいと語っており、この夢がプロジェクトを通して現実に近づいていく事を期待しています。
竹田太郎(45)カザックス レーシング
シニアエキスパート部門からの選出です。具体的な普及方法についてのビジョンを評価し補欠選考しました。
同世代のスケーターたちが競えるマスターズリーグを開設したいと語っており、プロジェクトで国内外のスケーターとの活動が刺激となり、新しい風を吹き込んでくれる事に期待します。
山崎裕亮(33)CRC
残念ながら日程の都合で、インドネシアのキャンプに参加できなくなってしまいました。
普及、育成を既に行っており、競技力、経験値など総合的なポイントで高評価を獲得し選考されました。
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