プロジェクトの目的 スケート・スポーツ次世代人材発掘プロジェクト

事業の目的はインラインスケートを通じた競技スポーツの拡大、生涯スポーツへ定着させ、スポーツとしての意識を高め、一般愛好者の増加、指導者の育成の活動を促し、参加者の発展に資することを目的としています。

プロジェクトには3つの柱があります。
1、選手の強化。
インドネシア選手、台湾、フランスの講師らとの講習会、練習会、試合により参加選手のレベルを強化しチャンピオンになれる人材を発掘。
2、リーダーの育成。
世界的なコーチの考え方、インドネシアで行われる競技会の方法から、様々な視点を学び、新たなるリーダーシップができる人材を発掘。
3、愛好者拡大。
1,2で学んだ様々な方法を具現化してくれるリーダーが、新たなスケーターを発掘。



今回、インドネシア合宿に選考された方をはじめ、長良川カップ、パスカルブリアン講習会、スケート・スポーツ次世代人材発掘プロジェクトミーティングに参加してくださった皆さんが、次世代のリーダーとなって頂きたいと願っております。


プロジェクトの交流事業の相手にインドネシアを選んだ理由
近年、国際大会に派遣するようになりましたが、10年ほど前まではあまり出場する事がなかったインドネシア。しかし、国内では普及されており、他国と比べて独自の発展がされています。
チームタイムトライアル競技や300m以外のタイムトライアル、現在国際的には行われていない距離のレースなど、独自に制定しています。
審判の方法も、例えばコーナー審判がメイン集団が通る度にファールかファールでないかを毎回旗を挙げて判定するなど、他国では行われない方法でより良いジャッジを行おうとする工夫がされていました。
インドネシアスケーターと触れ合う事によって、新たなアイデアが生まれるのではないかと期待しています。
また、選手のレベルは日本選手に近く、練習やレースで実力がマッチし、お互いに高めあえるライバルになります。

なお、このスケート・スポーツ次世代人材発掘プロジェクトは助成: 国際交流基金アジアセンター アジア・市民交流助成からの助成金及び岐阜県インラインスケート協会の協力により実施しております。